<strong>診断用X線管について</strong>

1.
X線空間強度分布はターゲット角度で異なり、管電圧、ターゲット物質及びその厚さにより決まる。

2.
ターゲット角度が小さいほど実焦点面積は大きくなる。

3.
最大許容入力は実焦点面積に比例する。

4.
負荷曲線は連続負荷時の陽極の熱許容蓄積を示す。

5.
スポット撮影は短時間と長時間の混合負荷である。

6.
長時間許容負荷は陽極全体の温度により制限される。

7.
短時間許容負荷は焦点面の温度により制限される。

8.
ターゲットから放出されるX線強度は陰極側が強く陽極側の方が弱い。Heel効果。

9.
実焦点サイズを同じとし、ターゲット角度を大きくすれば実焦点面積は小さくなり、短時間許容負荷は大きくなる。

10.
ターゲット角度は実焦点面と基準軸(焦点の中心を通る利用X線ビームの中心軸)とがなす角である。

11.
利用するX線は焦点から直接放射されるものだけでなく、焦点外X線も含まれる。

12.
フィラメント特性とはフィラメントに加える電圧とフィラメント電流との関係を言う。

13.
ブルーミング値とは実効焦点の特性を表すものである。

14.
管電流が増すと実焦点サイズは大きくなる。

15.
実焦点面積は実効焦点面積より大きい。

16.
焦点の電子密度は均一でないため正焦点と副焦点とが生じる。

17.
ヒートユニットはX線入力を表す特別の単位である。

18.
空間電荷電流は両電極間電圧の3/2に比例する(Child-Langmuirの法則)。

19.
高電圧で小電流ほど飽和電流で動作する。

20.
乳房撮影用X線管の電極間距離は一般撮影用より短い。

21.
コンデンサ式は格子制御型(三極)X線管を組み合わせる。

22.
管電流は電極間距離の2乗に逆比例する。

23.
乳房撮影用X線管は定格管電圧が通常50kV以下と低く、相対的に電極間は短い。



<strong>回転陽極X線管</strong>

   P=U×I×f×10-3 [kW]
            P:X線管陽極入力  管電圧:U[kV]  管電流:I[mA]
f:管電流のリプル百分率によって決まる定数
                  リプル百分率25%以上はf=0.74